メールサービスの仕様

メールサービスについて

電子メールを送受信するための機能を提供します。メール送信プロトコルとしてSMTP、受信プロトコルとしてPOPおよびIMAPをご利用になれます。これらはSSL/TLSによる暗号化通信に対応しています。メールアカウントの作成・削除・修正等はADAMメール管理パネルで行います。

ADAMメール管理パネル

メールアカウントの種類

POPアカウント転送アカウントの2種類のメールアカウントを作成することができます。

POPアカウント

POPアカウントはメールボックスを持つメールアカウントです。アカウント名とパスワードを使用してメールサーバに接続し、メールの送受信をすることができます。1メールアカウントあたり2GBのメールボックスをご利用になれます。各プラン、1ドメインにつき次の数のPOPアカウントを作成できます。

ライト
50個
スタンダード
200個
プレミアム
1000個

転送アカウント

転送アカウントはメールボックスを持たないメールアカウントです。受信したメールを他のメールアドレスに転送することに特化したアカウントです。1ドメインにつき500個まで作成できます。また、転送先アドレスは1転送アカウントあたり10個まで設定できます。

メールサービスの主な機能

機能説明POPアカウント転送アカウント
送信 (SMTP) 電子メールを送信します。POPアカウント転送アカウント
受信 (POP/IMAP) メールボックスのメールを受信します。POPアカウント転送アカウント
SSL/TLS POP/IMAP/SMTP の通信を暗号化します。POPアカウント転送アカウント
転送 受信メールを他のメールアドレスへ転送します。POPアカウント転送アカウント
フィルタ 条件に応じてメールの振り分けや削除をします。POPアカウント転送アカウント
スパムフィルタ メールヘッダにスパムテストの判定結果を付加します。POPアカウント転送アカウント
ウイルスチェック ウイルスを含むメールを破棄します。POPアカウント転送アカウント

POPとIMAPの違い

メール受信プロトコルのPOPIMAPには下記のような違いがあります。ご利用の目的に合わせて選択してください。

 POPIMAP
仕組みPOPメール受信サーバに配送されたメールをお客様がご利用の端末へダウンロードして、クライアント側でメールを管理します。IMAPメール受信サーバに配送されたメールをサーバ上に残したままメールを管理します。
用途POP
  • 1つの端末でメールを扱う場合
  • メールサーバのディスク容量が足りない場合
IMAP
  • 複数の端末でメールを扱う場合
  • メールサーバのディスク容量が十分な場合

メールサービスの制限事項

  • 送受信するメール1通あたりの容量10MBまでです。添付ファイルはBase64でエンコードされると容量が増えますので、添付できるファイルのサイズは実質7MB程度とお考えください。
  • 送信するメール1通あたりの宛先数100件までです。宛先数は To, Cc, Bcc の合計です。
  • 1つの接続元IPアドレスからのSMTPセッション(メールの送信)は60秒あたり100回までです。

キャッチオール

キャッチオール (CatchAll) とは、存在しないメールアドレス宛てのメールを受信する機能のことです。ADAMメール管理パネルで設定することができます。

キャッチオール機能を有効にした場合、大量の迷惑メールを受信する可能性があることにご注意ください。

標準型メールアドレス

2017年3月までのお申込みで、プランがスタンダードまたはプレミアムで、独自ドメインのご利用がない場合に username@adam.ne.jp という形式のメールアドレスを発行しています(usernameはアカウント名、adam.ne.jpは提供ドメイン)。このメールアカウントはPOPアカウントで、メールディスク容量は50MBです。

現在、このメールアドレスの新規提供はしておりません。