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ウェブブラウザのキャッシュについて
ウェブブラウザは一度アクセスしたウェブサイトのデータをキャッシュとして保存します。キャッシュの有効期限内に再度アクセスした場合、ウェブブラウザはキャッシュを利用するため、ウェブサイトを速く表示することができます。
キャッシュの有効期限の設定
.htaccessファイルに次のように記述して、サーバに設置します。
ExpiresActive On ExpiresByType text/css "access plus 1 week" ExpiresByType application/javascript "access plus 1 week" ExpiresByType image/gif "access plus 1 month" ExpiresByType image/jpeg "access plus 1 month" ExpiresByType image/png "access plus 1 month" ExpiresByType image/x-icon "access plus 1 month"
- ExpiresActive On
- 有効期限設定を有効化します。
- ExpiresByType <MIMEタイプ> <有効期限>
- 指定したMIMEタイプのドキュメントに有効期限を設定します。
- 頻繁に更新されることのないファイルに対してのみ有効期限を設定します。頻繁に更新されるファイルや更新をすぐに反映させたいファイルに有効期限を設定しないでください。
- 有効期限の書式は次の通りです。
- "access plus 1 week" は、ドキュメントへの最終アクセスから1週間後をあらわします。
- 有効期限の単位は次のものを使用できます。
- year(s)
- month(s)
- week(s)
- day(s)
- hour(s)
- minute(s)
- second(s)
- access の代わりに now を使うこともできます。"access plus 1 week" と "now plus 1 week" は同じ意味です。
- access の代わりに modification を使うとドキュメントの最終修正時刻から〜という意味になります。"modification plus 10 days" は最終修正時刻から10日後をあらわします。
- plus キーワードは省略することができます。"access plus 1 week" と "access 1 week" は同じ意味です。
- <code><seconds> という書式を使うこともできます。最終アクセス時刻をあらわす<code>は A で、最終修正時刻をあらわす<code>は M です。A86400 は最終アクセス時刻から1日後をあらわします。